私がとても幼かった頃
世間の人々は私なんかよりもずっと輝いていて
回転木馬のように楽しんでいた
サーカスのテントには
円形ステージの上空にたくさんの星が張られていて
私はそれが大好きだった
やがて
若き世界は年老い
輝きを失っていく
そこに座って
指を数えてみて
あなたには何が出来る?
かつて少女だったあなたよ
そこに座って
その小さな指を数えてる
ついてない幼き憂いの少女よ
そこに座って
あなたに降り注ぐ雨粒を数えてみて
今わかったね
あなたが頼れるのは
幼き少女に降り注ぐ雨粒だけ
ねぇ、あなた
おそらく諦めた方がいい
あなたの望みは薄くなっていくだけ
せめて優しい、同じ境遇の男の子が現れますように
小さな彼女を元気付けるために
-------------------------------------------------------------
a circus ring(サーカスの円形ステージ)なので
the ring はステージの事かな
you're through は
「少女を経験してきたあなた」的にとらえてみました
回転木馬、サーカス、円形ステージ
回る回るよ 世界は回る
登場人物は全て「私」
何も出来ない little girl も
少し大人になって
何とかしようとする old girl も
この物語を語るのも
全てを知り尽くした(もしかしたら空から見守る)
「私」
どうする事もできなくても
あなたの心の痛みをわかってくれる人が現れるから大丈夫
きっと、語る「私」は
そんな人に救われたのだろう
と
解釈しました!
連想ゲーム的に止まらない(笑)
脳内で
短編映画が出来上がりそう
久しぶりに
どっぷり訳したー
いい事だー
〈追記〉
あ、間違ってた!
count on 頼る、当てにする
ということは
少女に何かいい事が起きないか、と願うが
今は少女には雨粒しか降り注がない
という事かな